牧瀬里穂の「しゃべくり」出演が話題! 流行語「ヒューヒュー」の元ネタ「二十歳の約束」も紹介
女優の牧瀬里穂さんが5月24日に「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演、変わらぬ美貌やキュートな受け答えがネットで話題になっています。
「しゃべくりの牧瀬里穂、若いな可愛いなぁ同い年だよ」「49歳には見えない良い年の取り方をしてるな。久しぶりに『Miracle Love』聴いてみる(Miracle Loveは牧瀬里穂さんのデビュー曲)などのコメントが「しゃべくり007」出演後にネットを賑わせています。
番組では司会のくりぃむしちゅー上田晋也さんらとともに1989年のJR東海「クリスマス・エクスプレス」のCMに出演後のスターダムに駆け上がった足跡を振り返りました。
番組内では牧瀬里穂さんと言えば連想される「ヒューヒューだよ」にも触れられました。
こちらは1992年放送の月9ドラマ「二十の約束」で牧瀬里穂さん演じる夕希が思いを寄せる稲垣吾郎さん演じる「純平」に恋人がいることを知って強がって言ったセリフになります。
しかし、ドラマ自体が30年以上前の作品であることや「ヒューヒュー」というセリフが一人歩きをしてしまっているので、どんなドラマなのか知らない人は多いのではないでしょうか?
そこでネタばれにならない程度にあらすじや背景を紹介いたします。
連続ドラマ「二十歳の約束」とは?
あらすじはアメリカも大学に留学していた夕希が20歳になって不思議な手紙の送り主を探すために日本に帰国して、手紙の差出人である純平と出会って恋に落ちるものの、実は純平は、、、というものです。
あらすじもさることながら当時の牧瀬さんは21歳、稲垣さんも19歳でどちらも若くカワイイ、ということが大きいです。
佐野元春さんが歌う主題歌「約束の橋」も青春を思わせるみずみずしい名曲になっています。
「二十歳の約束」の平均視聴率は16.5%でした。
決して悪い数字ではないのですが前々作「素顔のままで」(中森明菜さん、安田成美さんW主演)が26.4%、2つ後の「ひとつ屋根の下」(江口洋介さん、福山雅治さんら出演)が28.4%だったことを考えると、歴史に残る大ヒットまではいきませんでした。
ドラマのプロデューサーは大多亮さん、音楽は小室哲哉さんでした。
大多さんは「東京ラブストーリ」(1991年)、「101回目のプロポーズ」(1991年)などを手がけたフジテレビ黄金期を代表する名プロデューサー、小室さんは誰もが知るJーPOP界のレジェンド的な存在です。
実は二人は早稲田実業の同級生なのだそうだが、大多氏の著書によると同じクラスにはなったことはなく、面識もなかったようです。
大多氏は1996年に発売された自身の著書「ヒットマン」で当時人気絶頂の小室さんについ「同じプロデューサーなのに、この年収差はどういうことだ!?」とユーモラスに綴っています。
ドラマから23年後の2016年3月21日放送の「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)で牧瀬さんと稲垣さんは共演をはたしています。
番組内では司会の中居さんが「ドラマ共演の中で好きにならなかったの?」と質問したところ、稲垣さんは「僕は好きですよ」と答えています。
その後2人は肯定も否定もしない薄いリアクションを見せたため司会の中居さんから「(交際を)ちゃんと否定して)とツッコまれるシーンもありました。
牧瀬さんのドラマ主演は「二十歳の約束」が最初で最後、さらにまだVODで配信もされていません。
つまり、ドラマをリアルタイムで見ていた人はとてもラッキーということですね。
名作「二十歳の約束」のVOD配信を期待しようと思います。