芸能界って稼げるの?芸能人の年収ランキングと稼げるジャンルを紹介
芸能界と言えば、売れれば大金をすぐに稼げるイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
そのため、「自分も芸能界で成功すれば、大金を稼げる!」と夢見ている方も少なくないでしょう。
また、売れている芸能人なら年収数億...なんて人も珍しくないため、「知名度の高い芸能人になると、大体いくらくらい年収があるのだろう?」と具体的な金額も気になりますよね。
そこで、ここでは芸能界が稼げるシステムと芸能人の年収、芸能界で稼げるジャンルを紹介していきます。
■芸能界の給料システム
芸能界の給料システムは3パターンあります。
また、芸能人によって給料形態や取り分が変わることもあります。
まずは芸能界の給料システムについて見ていきましょう。
固定給
一般的な会社と同じように、毎月固定給が支払われるシステムです。
給料制にしているのはタレントやアイドルに多めで、1年~数年の単位で固定給の契約をしています。
給料制にすると、稼げない新人時代なら安定した収入を得られるというメリットもありますが、固定給の契約期間中にたくさん仕事をしたり、どれだけ売れても給料が変わらないというデメリットもあります。
完全歩合
完全歩合制は、仕事をした分だけギャラが貰えるシステムで芸人、女優などに多いです。
たくさん仕事をしたり、仕事の内容によってはガッツリ稼げる可能性がありますが、仕事がなければ給料は0円です。
そのため、新人の頃など仕事がない人は芸能の仕事以外にアルバイトなどをしている人も多いです。
また、事務所によってはギャラに交通費が含まれてることがありますし、交通費の他にも色々と引かれて結局、手にする報酬が数百円だった...なんてこともあります。
固定給+歩合
タレントやアイドルに多い支払い方法で、基本給+仕事をした分のギャラをもらえます。
一見、超安定した給料形態でアルバイトなどをしなくても何とか生活できそうなギャラが貰えそうに見えますが、このシステムの場合はそもそも固定給の金額がかなり低く設定されています。
そのため、歩合で稼ぐしかないので仕事を沢山いれなければ稼ぐことはできません。
ギャラの取り分
芸能界では、事務所によってギャラの取り分も異なります。
例えば、「ホリプロ」の場合は芸能人50:事務所50ですが、「アミューズ」では芸能人40:事務所60。
「ワタナベエンターテインメント」は芸能人70:事務所30%となっています。
また、「吉本興業」では芸能人10:事務所90となっており、稼げるかどうかは仕事の質や量にもよりますが、どこの事務所に所属するのかによっても変わります。
■芸能界・高収入ランキングTOP10
それでは、ここからは芸能界の高収入ランキングを見て行きましょう!
10位 中居正広 推定年収6億4,000万円
事務所:ジャニーズ事務所
歌手・司会者
SMAP全盛期のときは年収5億~7億円ほどと言われていますが、独立した現在は司会の仕事が多いため推定年収6億4,000万円くらいではないかと言われています。
9位 古舘伊知郎 推定年収6億5,000万円
所属事務所:古舘プロジェクト
フリーアナウンサー
「報道ステーション」出演時は、12億円だったとも言われていますが、降板後のギャラは1本150万円ほどで複数のバラエティ番組に出演しています。
8位 綾瀬はるか 6億5,000万円
所属事務所:ホリプロ
女優
特に主婦層の高感度が高いためCM出演が多く、CM1本のギャラは推定7000万円と予想されています。
また、映画出演も多いため、時期によっては年収7億円以上のときもあるのではないかと言われています。
7位 福山雅治 推定年収7億円
所属事務所:アミューズ
歌手 俳優
CM出演が多いことと、CM1本のギャラが推定6000万円、歌込みだと7,000~8,000万円程度という芸能界トップレベルの金額なので年収は7億円くらいと言われています
また、俳優や歌手活動もしているため時期によっては年収8億円超えもあるようです。
6位 太田光 推定年収7億2,000万円
所属事務所:タイタン
お笑い芸人
相方の田中裕二さんの推定年収が8億2000万円なので、コンビでも大きな差があるように感じますが、それでも年収7億円以上を稼いでいます。
田中さんと比べ、司会やCM出演などは少ないのですが、個人事務所を設立しているため少ない仕事でもガッツリ稼げるようです。
5位 松本人志 7億8000万円
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
お笑い芸人
CMや冠番組が多いことから、一時期はネットで「月給1億円ある」と噂されていました。
本人は月給1億円説を否定していましたが、ギャラ1本の値段が200万円で推定年収は7億8,000万円ほどだろうと推測されています。
ちなみに相方の浜田雅功さんの年収も同じくらいのようです。
4位 田中裕二 8億2000万円
所属事務所:タイタン
お笑い芸人
お笑い芸人の仕事以外にも、司会の仕事やラジオ番組、雑誌、本を出版するなど幅広く活動しています。
また、2020年4月から「秘密のケンミンSHOW極」の司会を努めていることから現在の推定年収は8億円2,000万円くらいだろうと言われています。
3位 タモリ 推定年収9億9600万円
所属事務所:田辺エージェンシー
タレント
いいとも終了後も「ブラタモリ」などのレギュラーがあるため推定年収は9億9,000万円と言われています。
ちなみに、番組出演のギャラはピーク時で1本300万円あったそうです。
2位 明石家さんま 推定年収11億5000万円
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
お笑い芸人
冠番組が多いことから11億円以上は稼いでいると言われています。
1位 ビートたけし 推定年収15億8000万円
所属事務所:T.Nゴン
映画監督・俳優・お笑い芸人
テレビ1本のギャラが350万円でレギュラーが8本、CMのギャラは1本7,000万円~1億円と言われています。
また、映画監督、著書などの印税もあるため、映画公開時期は推定27億~80億円くらいになると言われています。
■ジャンル別の平均年収
ここからは、タレント、アイドル、俳優の平均年収を見てみましょう。
俳優・女優
俳優や女優は、人気のある人ほど映画やドラマ1本のギャラが大きくなります。
また、イメージ(好感度)が良ければCM起用も多くなるため短期間でガッツリ稼ぐことも可能でしょう。
上記ランキングにも俳優、女優の方が入っていますが、人気のある女優、俳優なら億稼ぐことも難しくないようです。
ただ、億稼ぐ俳優、女優はほんの一握りで、俳優、女優の平均年収は130万円~165万円です。
アイドル
アイドルの平均年収は260万円~430万円ほどですが、無名の地下アイドルなど売れていないアイドルの平均年収は150万円前後と言われています。
ただ、ブレイクすればアイドルとしての仕事以外にバラエティ出演やCMなど多方面で活躍できるため年収アップも期待できます。
ちなみに、乃木坂46の生田絵梨花さんの推定平均年収は2,000万円以上、AKB48の柏木由紀さんの推定平均年収は1,000万円以上と言われとり、かなり年収の幅が広いです。
タレント
タレントの平均年収は230万円~500万円と言われていますが、新人や売れていない場合は0に近いこともあります。
また、タレントの場合はバラエティ、CMなど様々な場面で活躍できる機会があるので、かなり知名度のある有名タレントなら年収億超えも珍しくありません。
■必ず稼げるわけではない
芸能界は華やかで、OLやサラリーマンでは一生かかっても稼げないような大金を手にすることができる!というイメージを持っている方も多いようです。
しかし、実際にガッツリ稼いでいる人はほんの数%で、ほとんどの芸能人が副業でアルバイトなどをしています。
もちろん、芸能人になるのならこの数%に入る可能性もありますが、「最初はほぼ収入はない」「年月がたっても必ず稼げるわけではない」ということを頭に入れておきましょう。
■まとめ
芸能界は稼ぐことができるのか?芸能人の年収について紹介しました。
この記事の内容をまとめると
芸能界の給料システムは、固定給・歩合・固定給+歩合の3パターンある
事務所によってギャラの取り分が違う
最も稼いでいる芸能人の推定年収は15億円以上
でした。
芸能界は必ず稼げるわけではありませんが、ガッツリ稼げる可能性もあり夢がありますね。
また、どこの事務所に所属するのかによっても収入は大きく変わっていくので事務所選びはかなり重要です。