芸能界で売れるためのきっかけとは?チャンスを掴んだ方法を紹介!
念願の芸能事務所に所属できても有名人になれるのは、ほんの一握り。
有名人になるには「売れるきっかけ」が必要なのです。
活躍している俳優やタレントは、どうやってチャンスを掴んだのでしょうか?
こちらの記事では売れるきっかけとなったエピソードを紹介します。
■舞台がきっかけとなった吉田羊さん。
もともと小規模劇団に所属していた吉田羊さんですが、舞台の観劇に来ていたたテレビドラマの監督の目にとまり、連続ドラマの出演が決まったのです。
異例の抜擢といえますが、存在感など演技力以外にも惹かれるものがあったのでしょう。
監督の目に狂いはなく、吉田さんは舞台で培われた演技力を存分に発揮。一躍有名人の仲間入りを果たしました。
その後はドラマや映画、CMなどにひっぱりだこ、現在の活躍ぶりはみなさんご承知の通りり。小さな劇団でも、一生懸命に演技をしていれば「見ている人は、見ている」という好例ですね。
■ミュージカルがきっかけになった城田優さん
ミュージカルでの人気・実力が売れるきっかけになった城田優さん。
今では大人気のハーフタレントですが、テレビや映画のオーディションに落ち続けて苦労していました。
日本人離れしたエキゾチックなビジュアルや、中学生にして180cmの高身長だったため、テレビでは起用されにくい存在だったのです。
転機が訪れたのは、お世話になっている先輩からのアドバイスでした。
「君の背の高さや、はっきりとした顔立ちは舞台できっと映えるよ!」
そこで映像の世界から舞台へ目標を変更。有名なミュージカルで存在感を示して、テレビドラマや映画にも出演するようになりました。
自分の弱点を武器にかえて大きく飛躍。もちろんそれだけではなく厳しいレッスンをこなした賜物でしょう。
■鈴鹿央士さんはエキストラでスカウトされる
鈴鹿央士さんは通っている高校で、映画が撮影され生徒役のエキストラとして出ていました。その時に彼をスカウトしたのは、なんとあの広瀬すずさん。
広瀬すずさんはすぐにマネージャーに相談。その場で事務所入りの交渉を行ったのです。
非常にめずらしい例ですが、撮影現場にはたくさんの芸能関係者がいるので、目にとまるような逸材ならありえる話でしょう。
エキストラの仕事のメリットは、有名人に会えて撮影の舞台裏などを見ることができます。また現場の空気感を肌で感じることができるのです。
俳優志望の方はまずはエキストラに応募してみてはいかがでしょうか。
■竹原芳子さん自主映画がきっかけに
大ヒットした自主映画「カメラを止めるな」に出演していた竹原芳子さん。
「どんぐり」という高座の芸名でもおなじみです。
登場時間は短いながらも、独特なキャラクターで強いインパクトを残し、連続ドラマの出演に抜擢されました。
これはヒット作に恵まれたラッキーなパターンですが、売れるには運も必要なのでしょう。
■子役が売れるきっかけに
子役からデビューして、大人になっても活躍し続ける俳優やタレントは、めずらしい存在ではなくなりました。
神木隆之介さんや芦田愛菜さんなどの活躍は言うまでもありません。
視聴者にとって、子ども時代からの親しみやすさに加えて、長い芸歴で培われた演技力は安定感があります。
子役で売れるためには、発声や立ち振る舞いなど確かな演技力。他にも脚本や演出家の意図を理解する能力など、大人顔負けです。
そのためには、幼い頃から芸能事務所に所属してレッスンを受けます。競争相手も多くオーディションを勝ち抜くことで、売れるきっかけを掴みます。
また小中学生でも、スカウトされたことがきっかけになって売れたケースも。
横浜流星さんは、小学6年生のときに原宿で家族といたところをスカウトされました。
まだ判断能力に乏しい小中学生には、スカウトマンは声をかけない傾向があるのですが、親と一緒にいるとスカウトされる場合があります。
未成年は親の同意がないと話が進められないので当然ですね。
親と同伴していると、スカウトマンは親の方に相談をします。親が乗り気になると話が大きく進展する可能性があるのです。
■中条あやみさんはCM出演が売れるきっかけに
女優として絶大な人気の中条あやみさん。売れるきっかけは18才のときに出たポカリスエットのCMでした。
制服姿で、爽やかなみずみずしい演技を披露。瞬く間に注目の的になりました。
昔から「女性タレントの登竜門」と呼ばれるCMもあり、CMは売れるきっかけとして非常に効果的です。
最初はCMの仕事から始めて、その後俳優やタレントとして活動の幅を広げていきます。
CMに出るには芸能事務所に所属して、CMオーディションに合格しなければなりません。
競争相手のレベルも高く、ハードルはかなり高いのですが売れるためのきっかけとしては王道といえるでしょう。
■路上ライブからデビュー
「ゆず」や「いきものがかり」などのように、路上ライブがきっかけで、売れるようになったパターンです。
最初は数人のお客さんしか集められなかったミュージシャンが、何万人も動員するライブができるまで成長するのです。
音楽性と歌唱力があれば、路上ライブでもファンが増えて、たくさんの観客を集めるようになります。
たくさんの人だかりができると、何も知らない通行人もつられて観客に加わり大盛況。
そうなると音楽関係者の耳にも入るようになり、デビューの道が開けるのです。
また路上ライブは音楽だけではありません。
ネタを披露するお笑い芸人の路上ライブや、路上パフォーマンスなどブレイクを狙って様々なジャンルのライブが行われています。
■グラビアアイドルがきっかけに
綾瀬はるかさん、吉岡里帆さん、小池栄子さんなど第一線で活躍している主役級の女優の中にも、グラビアアイドル出身者は多くいます。
グラビアアイドルの売り出し方は、コミックや雑誌の表紙、グラビア写真でアピール。
そして写真集やDVDなどの発売記念イベントで、ファンサービスをします。
握手会や写真撮影、トークイベントなどをこなし知名度がアップ。
やがて深夜のバラエティ番組に出るようになり、ドラマ脇役などで出演。
さらに人気、知名度が上がりドラマの主演、CMなどが決まり有名女優の仲間入り。
誰もが憧れる一流女優も、下積み時代は苦労していたのです。
またトークやリアクションが上手で、バラエティ番組を主戦場としている元グラビアアイドルもたくさんいます。
グラビアアイドルは最初は男性から人気に火が付きますが、女性からの指示が得られるようになるとスターダムにのし上がる可能性が出てきます。
■雑誌のモデルから転身
阿部寛さん、竹内涼真さん、坂口健太郎さんなどファッション雑誌の専属モデルから、俳優に転身するコースは定番といえるでしょう。
雑誌やブランドのイメージをカメラの前で表現するモデルは、俳優としても高い演技力を見せてくれます。
以前は雑誌のモデルとして人気が出てから、俳優活動を始めるパターンがほとんどでした。
最近では、モデル活動と同時に俳優デビューもする場合も増え、逆に俳優としてキャリアを積んでからモデルデビューするケースもあります。
■読者モデルが売れるきっかけに
読者モデルは「読モ」と呼ばれ、プロのモデルとは違い、学生や他に仕事をしながら雑誌のモデルとして登場しています。
実は妻夫木聡さんや新垣結衣さんも読モ出身なのです。読モは売れるきっかけとして全くあなどれません。
最近の傾向では藤田ニコルさんのように、親近感のあるキャラクターでバラエティやクイズ番組などで活躍。そこで爪痕を残すと、さらに人気が出てCMなども決まるのです。
■地方でスカウトされた森七菜さん。
森七菜さんは、地元大分で家族と食事中にスカウトされるという、極めて特殊なケースで売れるきっかけを掴みました。
名古屋や福岡などの地方都市になると、芸能プロダクションやモデル事務所があり、地方でもスカウトされる可能性はあるといえるでしょう。
また地方在住でも目立っている原石には、わざわざ東京の事務所からスカウトに来ることも。競争相手の多い首都圏と比べて、地方では目立ちやすいというメリットもあるのです。
■まとめ
第一線で活躍している俳優やタレント。その数だけ様々な「売れるきっかけ」や「転機」があったのです。
そのチャンスをものにするためには「行動力」や「決断力」が必要。そして「レッスン」や「稽古」に励み道が開けるのです。