映画オーディション用のメイクが存在する!【メイクのルール】

2020年03月25日

映画を受けるときは、見た目も万全の状態でトライしたいという人はほとんどでしょう。

なかには、はりきりすぎていつもより濃いメイクになってしまう人もいるかもしれません。

けれども、濃すぎるメイクは審査に影響を与えてしまうこともあるため、実は配慮が必要です。

今回は、映画オーディションを受けるときのメイクで悩んでいる人に向けて、オーディションで査定員に好まれるのはどういったメイクか、秘訣や留意点を紹介していきます。

すっぴんで映画オーディションを受けてもいい?映画オーディションを受ける際、査定の規格には外見の容姿が重要視されるのが一般的です。

特に、モデルや女優、俳優のオーディションを受けるケースは、容姿が全く結びつかないという事は少ないでしょう。

しかし、容姿といっても、メイクで完璧につくられた顔を指すわけではありません。

自らのチャームポイントを引き出すためのメイクならよいのですが、メイクでつくりすぎた顔はかえって印象が薄く、審査員の記憶に残りにくくなることもあります。

それにより、通常持つ自らの魅力を査定員に伝えるために、すっぴんでオーディションを受ける人も少なくないのです。

特に、モデルのオーディションの時は、すっぴんで受ける事が求められる場合もあります。

何も手が加えられていない元の素材をチェックするためです。

そこで審査員は、どのようなメイクが映えるのか、どんな場面で活躍可能なかを見極めるのです。

それは、業界に精通するエキスパートだからわかる技でもあり、自らでは気づけなかった魅力を見いだしてもらえるチャンスともいえるでしょう。

オーディションでは、メイクで顔をよく見せようとするよりも、自分らしさを出せる事のほうが重要です。

顔にコンプレックスがある時も、下手にメイクで隠そうとせず、自信を持って本来の自身をさらけ出すと、査定員にも好印象を与えられるでしょう。

メイクをするならナチュラルメイク


素顔(すっぴん)で映画オーディションを受けるのもよいですが、全く何もしないというのは抵抗を感じるかもしれません。

万が一メイクをするなら、映画オーディションではナチュラルなメイクを心がけましょう。

等身大メイクとは、通常の顔立ちや肌の色を活用したメイクの事です。

元の顔がわからなくなってしまうような濃いメイクや派手なメイクと違って、素肌の通常持つチャームポイントを障害しないメイク手法といえます。

等身大メイクのキーポイントは、素肌のような見た目につくり上げる事です。

毛穴やしみ、そばかすなどが目に付く肌の場合、隠すためにファンデーションやコンシーラーを重ねてしまうことがあるでしょう。

けれども、ファンデーションを重ねすぎると、肌の透明感や素肌の色が見えなくなってしまうおそれがあります。

素肌を完璧に隠さないためには、ファンデーションは少量ずつとり、肌の上で薄く伸ばしながら塗布していく事が大事です。

しかも、ブラシやスポンジを使いながら塗ると、ファンデーションの付きすぎを防ぐ事ができます。

普段から肌トラブルを起こさないように、クレンジングや肌の手入れに気を配ることも必須です。

スキンケアを怠らず肌をキレイに保てば、ナチュラルメイクでも自信を持ってオーディションに臨むことができます。

等身大メイクは一見手軽に見えますが、厚塗りができないぶん隠したいところがあると美しく仕上げる事が困難になります。

自分の肌色、肌質に合った化粧品を活用、うまく肌トラブルを隠すにはテクニックも必要不可欠です。

加えて、いつものケアも肝心になってきますので、薄化粧だからといって手抜きメイクというわけではないのです。

要点メイクは似合う色を意識


アイメイクやチークなどのポイントメイクは、自身に似合う色をチョイスしましょう。

似合う色というのは、肌の色や髪の色、瞳の色などで決まります。

例を挙げると、黄色のトーンの強いイエロー依拠の肌色の人は、ゴールドや橙が映え、青みの入った色はくすんで見えてしまいます。

顔がくすんでみえると、顔色が悪く見えたり、老けて見えたりするなど、与える印象に影響します。

それ故、オーディションで審査員に好感触を与えたいのなら、自分に似合う色は絶対理解しておきましょう。

しかし、自分に似合う色だったらどんな色でもいいというわけではないのです。

オーディションでは、ポイントメイクでもナチュラルメイクを意識する事が肝心です。

アイシャドウやチークは、発色のよい派手な色は避け、肌なじみのよいベージュ系や薄紅色など淡い色を選びましょう。

リップも、自然な艶や血色感を出せる色のトーンがベストです。

また、顔全体に統一感を出すためにも、それぞれの着目点にメイクの色味を当てはめるとよいでしょう。

厚塗りや濃い色利用しは避けるオーディションのメイクでは、とにもかくにも厚彩色や派手な濃い色は避け、ナチュラルメイクを意識することが肝心です。

ファンデーションの厚カラーリングには配慮し、透明感のある素肌に近い肌をつくりましょう。

また、完成にパウダーを使うと、ふわっとした柔らかい感触の肌に仕上がります。

肌トラブルが引っかかるのなら、スキンケアから見直す事も必須かもしれません。

しかも、アイシャドウやチーク、口紅などのポイントメイクは控えめなトーンを選びましょう。

肌なじみのよい色を選べば、薄付きでも顔に陰影ができ、自然なメリハリが生まれます。

口元も血色感をプラス可能なようならリップやグロスを選択しましょう。

真っ赤な口紅などは避け、薄紅色やコーラル系の色彩を選り抜くと自然に映えます。

いつもからメイクが濃い人や素顔に自信がない人は、こうした等身大メイクは心もとなく思うかもしれません。

しかし、オーディションでは、すっぴんのように見えるぐらいのほうが評判も高くなります。

総体を通して、濃く、厚くならないようにする事を心がけ、素顔がわからなくなってしまうような濃いメイクは避けましょう。

不自然な出来栄えになるものはダメ


オーディションで受けがよいのは、自然メイクやすっぴんです。

それにより、不自然さが出てしまうメイクやアイテムは避けなくてはなりません。

例を挙げると、普段的に使用している人も多々あるカラーコンタクトレンズや、黒目を大きく見せるコンタクトレンズなどです。

これらは、アイメイクのように目を大きく見せる事ができますが、実際のところ不自然さが出てしまいます。

審査員は元の顔立ちや自然な姿を査定しているため、瞳の大きさや色も生まれ持ったものでチャレンジしましょう。

アイメイクでは、つけまつげやまつげエクステも避けたほうがよいでしょう。

加えて、マスカラもつけすぎは厳禁です。

長すぎるまつげやボリューム大きく上乗せしすぎたまつげは、不自然に濃く見えてしまいます。

自然で美しいまつげに仕上げるなら、マスカラは一度でサッと仕上げてしまいましょう。

マスカラがかわき切る前にコームを使ってまつげをとかし、まつげの向きを整えます。

ビューラーをする際も、根元から直角に上げては不自然です。

自然なカールになるよう、根元から毛先に向かって徐々にまつげを上げていきましょう。

まつげと同じくに、アイラインの引き方にも用心が必要です。

アイラインは、まつげの間を埋めるように引くと、自然に目をはっきりと見せてくれます。

太いアイラインは、ナチュラルメイクでは浮きやすいため、特に用心しましょう。

テープやのりなど二重(ふたえ)化粧品でつくった二重も厳禁です。

人工の二重は、線の入り方や目をつぶったケースのまぶたに不自然さが出てしまいます。

一重や奥二重にコンプレックスを持っている人もいるかもしれませんが、オーディションではそういうコンプレックスも隠さず、ありのままの自らで勝負してみましょう。

自ららしさを表現するメイクを覚えようオーディションでは、自身の引き寄せられるをいかに出していくかが要点です。

メイクでつくられた顔立ちは、たとえ整って見えても、個性が消えた似たり寄ったりな顔立ちになってしまうことが多いものです。

査定員に自身の魅力を見いだしてもらうためにも、自分らしさを引き立たせるメイクを覚えましょう。

万が一自らに似合うメイクが見つからず悩んでいるなら、スクールなどでエキスパートにアドバイスをもらうのもひとつの技術です。

客観的に見てもらう事で、見えてくる自らの引き寄せられる魅力もあるはずです。