【合格への近道】映画オーディションの書類選考を通過するには?
オーディションを受けるにあたって、合格するためには書類選考を突破しなければなりません。しかし、紙面上ただ、紙面上で自分をアピールしなければいけないため、苦手と感じる人も多いのではないでしょうか。書類審査を通過するためには、まず応募書類の見直しから始めることが大切です。この記事では、書類選考をパスするための4つのポイントについて解説します。
オーディション合格の鍵!書類選考通過のためのポイントとは
プロフィールの写真は、書類選考においてオーディションの合否を左右するほど重要なポイントです。志望動機や自己PRを重要視する人が多いですが、大きなオーディションになってくると、応募人数も多くなります。主催者側は、数多く送られてくる書類を1枚ずつ丁寧に見ている時間はありません。採用の担当者が書類確認のためにかける時間は、1枚約1分といわれるほどです。そのため、プロフィールの写真で担当者を一瞬で引きつけなければいけません。そして、その短い間にこの人のことをもっと知りたいと担当者に思ってもらうことが重要なのです。 写真は小さかったり、ピンボケしたりしていると肝心の顔が全く把握できないので書類審査に通る確率は低くなります。プロフィール写真を選ぶ際の注意点としては、できる限りきれいに撮影されたものを用意することが大事です。コンビニや駅前などには、スピーディーに撮影できる証明写真機が設置されていることも多いため、簡易的に利用する人も多いでしょう。ただ、プロフィール写真はできる限りプロに撮影してもらうことがおすすめです。証明写真機と比べると価格は少し高くなってしまいますが、写真の仕上がりは大きく異なります。 また、一般的なプロフィール写真はバストアップの顔写真を貼っている人が多いですが、顔写真と全身写真の2枚用意しておくようにしましょう。顔写真は、顔の表情や髪の長さなどを確認してもらうためのものになります。一方、全身写真を用意する目的は、スタイルのバランスを判断してもらうためです。全身写真を撮る際は、スタイルが分かるような服装を選ぶことが望ましいでしょう。
2.読みやすさを意識する
プロフィール写真と同じくらい重要なのが、テキストの読みやすさです。上述したとおり、担当者が応募の書類を確認する時間は非常に少ないです。そのため、小さな文字で隙間なく書き込まれていたり、あまりにも文字が汚かったりする場合は、担当者が書類の内容を読む意欲を低下させてしまう恐れがあります。書類を記載する際は、できる限りきれいな字で書くように意識しつつ、担当者が読みやすいように分量のバランスを考えることが大切です。 しかし、一方で文字量が少なすぎると逆に熱意があまり伝わらない場合もあるので多すぎず、少なすぎない分量を目指しましょう。また、書類の中だけでは全てをアピールしようとすると、どうしても文字量が多くなってしまいます。書類選考では、もっともアピールしたいポイントに絞って、それらを簡潔にまとめるようにすることが望ましいです。書類でアピールできなかった部分は、面接で補足するようにしましょう。 さらに、応募書類が完成したら応募先に提出する前に誤字脱字がないか必ず確認しましょう。せっかく良い内容に仕上げられても文中に誤字脱字があれば、それだけで印象は半減してしまいます。応募書類にかかわらず、基本的なマナーとして正式な書類を書く場合には誤字脱字があってはいけません。ただ、人間である以上誤字脱字を見逃してしまう場合もあります。何回か確認したけれど、それでも不安を感じる人は、信頼できる家族や友人に2重チェックしてもらうのもいいでしょう。
3.説得力のある内容にする
書類に記載する際は、説得力のある内容にすることが非常に大事です。オーディションに提出する書類は、「自己紹介」「志望動機」「自己PR」の3つは必ず記載しなければいけません。当然のことながら自己紹介は、氏名や年齢、学歴など基本的な情報を記載します。志望動機には、オーディションを受けようと思った理由、自己PRは自分がどのような人間であるかを記載します。オーディションに合格するためには、志望動機と自己PRを充実させることが大切です。 志望動機では、自分の熱意を伝えるのに適しています。ただ、「どうしてもこの役をやりたいです」「誠意だけは誰にも負けません」などといった根拠のないアピールでは、説得力に欠けてしまいます。なぜこの役をやりたいのか、経験や過去の実績、特技などを盛り込みながら、担当者を納得させられるような内容に仕上げることがポイントです。説明するときは、具体的な数字やエピソードを入れると信ぴょう性が増すので、意識的に入れるようにしましょう。 自己PRで重要なのは、担当者の印象に残る内容に仕上げることです。他の応募者と同じような内容では、担当者の印象には残りません。他の応募者と差をつけるには、「自分がオーディションの主催者側だったら、どのような人を採用したいか」など、選ぶ側の気持ちを想像してみることです。これを意識するだけで、自然と説得力のある内容になります。また、「オーディションに受かったら、どのようなことを成し遂げたいか」など将来のビジョンも付け加えるといいでしょう。なぜなら、将来的な視点を入れると前向きな印象を与えやすいからです。
4.嘘は書かない
自分を良く見せるために、自分を偽ってしまいたくなる人もいるでしょう。しかし、絶対に受かりたいと考えていても、経歴や年齢など書類に記載する内容に決して嘘があってはいけません。オーディションに落ちるだけでなく、今後その主催者が設定するオーディションに受けられなく可能性もあります。 また、書類審査を通過すれば、直接担当者と話ができる面接に進むでしょう。面接では細かい説明を求められる場合もあるため、書類の内容と自分が話す内容に矛盾があれば、すぐにバレてしまいます。「少しの嘘なら良いのでは?」と考える人もいますが、嘘がバレた場合は「平気で嘘をつく人」というレッテルを貼られてしまうのです。もし自分が担当者だったら、そんな嘘をつく人間は採用しないでしょう。 書類上では、真実を記載することが何より大切です。ただ、応募書類の中でも一番重要な自己PRの欄に、何を書けばいいか分からないという人もいるでしょう。自分の長所となるスキルであれば、自分の努力次第で取得することができます。努力して獲得したスキルは、自身にもつながりますし、書類選考や面接でも大きな武器になります。または、自分が少しでも得意と思うことを書いてみるのもいいかもしれません。面接官に、「これ何?」って聞かれるかもせれません。もしかしたら、興味を持ってもらえるかもしれません。嘘をつくより、本当に自分が興味を持っていることを書いて面接に挑みましょう。
第三者に確認してもらうことも大事
自分で自己PRなどを確認しても、足りない部分や誤字があるかもしれません。一人でやるよりも誰かにアドバイスをもらったほうがまた新しい発見があるかもしれません。書類審査に通過できない理由は、主催者側にしか分かりません。しかし、熱意やスキルなど本人の問題ではなく書類の記載内容やプロフィール写真に何か問題があった可能性があります。次のオーディションに進む前に、第三者に内容を確認してもらうのはいかがでしょうか。第三者であれば客観的に書類を見てもらえるため、修正点や新たな発見が出てくるかもしれません。オーディション専門のスクールでは、プロによる書類作成の指導を受けられます。なかなか解決策が見つからない人は、1度相談してみるのもいいでしょう。