NHK「おかえりモネ」百音の誕生日は9月17日か?
2021年05月24日
NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」のストーリーは、気象予報士になって人々の役に立ちたい女性の話。モネは宮城県の気仙沼に育つ。ドラマの中で描かれている気象が専門家の視点からどの程度現実に即しているのかを探ります。
第一話:モネが洗濯機の渦を見ている姿
大気の中には目に見えない渦が沢山あります。天気に興味を持ち予報士を目指すほどになると大気の渦を見る機会が増えて自然と日常の渦を連想させる景色に興味を持ちます。
モネの誕生日は1995年9月です。母親が破水し、離島から気仙沼にわたる必要があります。嵐の中通常の船は欠航続きで、漁師の船で本土に運びます。ドラマの中でのその日の波は5~8メートル。超大型で非常に強い台風12号とのこと。これは実際の1995年の台風12号もドラマの通り超大型で強い勢力でした。
その台風は9月17日だったので、モネの誕生日は9月17日ではないかと気象の専門家は予測しています。
実はこの9月17日は大型台風の特異日でもあります。大型台風が襲来しやすいのは「9月16~17日」「9月25~26日」であるとされます。
実際に、9月16~17日には、枕崎台風、カスリーン台風、第二室戸台風などがあります。9月25~26日には、伊勢湾台風、狩野側台風、洞爺湖台風などの被害がありました。
脚本はドラマ「きのう何食べた?」や清原にとって初主演ドラマとなった「透明なゆりかご」などの安達奈緒子。主題歌はBUMP OF CHICKENの「なないろ」
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