【上白石萌音】人気急上昇中・ラブコメ女優として大活躍!デビューのきっかけは?

2021年06月16日

2020年3月に「恋はつづくよどこまでも」(恋つづ)、2021年に「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(ボス恋)と立て続けのラブコメ作品の主演で注目を集めた、上白石萌音(かみしらいし もね)さん。

つい応援したくなるような等身大のヒロイン像で、多くの人の心を鷲掴みにしました。

上白石さんは、2021年度後期放送される連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にも、初代ヒロインとして出演予定です。

ドラマの枠に留まることなく、舞台や歌手、声優としても幅広く活躍していている萌音さん。

妹は、女優の上白石萌歌さんで、仲良し姉妹としてもよく知られています。

今回は上白石萌音さんのプロフィールや、デビューのきっかけを紹介します。

■プロフィール

公式インスタグラムより

生年月日 : 1998年1月27日

血液型 : AB型

出身地 : 鹿児島県鹿児島市

身長 : 152cm

趣味 :読書、音楽鑑賞、歌唱、踊り

資格:英語検定2級、スペイン語検定6級

萌音さんのお母さんは、元音楽教師。

娘にも、音楽が好きになって欲しいという願いを込めて、『音』という字が入った『萌音』と名付けたそうです。

ちなみに妹の萌歌さんの名前にも、『歌』という字が入っています。

姉妹揃って、素敵な名前ですね。

萌音さんは、お父さんの仕事の関係で、8歳の頃から3年間メキシコで生活されていたそうです。

メキシコの陽気で明るい人々と接することで、元々は内気だった萌音さんの性格が、徐々に社交的になっていきました。

スペイン語と英語も話せる、トリリンガルです。

読書家の一面もあり、入浴中にも本を読むことも多いそう。

趣味を見ても音楽、言語、読書まで...。本当に多才ですよね!

■デビューのきっかけは?

公式インスタグラムより

萌音さんは幼い頃から音楽や体を動かすことが好きだったので、小学校の頃から『マリアミュージカルアカデミー』というミュージカルスクールに通っていました。

メキシコに行くまでの萌音さんは、劇中で一言しかないセリフに命をかけているような子供だったそうです。

しかし帰国後に、萌音さんの姿を見たミュージカルスクールの先生は、「なんか変わったね」と言って萌音さんの大きな変化に気づきました。

そして、中学校1年生の時、ミュージカルスクールの先生のすすめで第7回『東宝シンデレラ』オーディションを受けることにしたそうです。

萌音さんは、「もし最終選考まで残れれば、東京に行くことができる。」と旅行気分で応募したのだとか。

見事に選考に残り、2011年、第7回『東宝シンデレラ』オーディション審査員特別賞を受賞し、芸能デビューしました。

『東宝シンデレラ』オーディションといえば、沢口靖子さんや長澤まさみさんなど、多くの有名女優を生み出してきたオーディションとして知られています。

グランプリには2歳下の妹、上白石萌歌(かみしらいし もか)さんが、ニュージェネレーション賞には当時10歳の浜辺美波(はまべ みなみ)さんが受賞しました。

姉妹そろっての芸能デビューに、浜辺美波さんまで。

今考えると、この年のオーディションはとても豪華なラインナップと言えるでしょう。

■デビュー後の活動

公式インスタグラムより

上白石萌音さんは、2011年大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』でドラマデビューを果たしました。

その後、2014年に映画『舞妓はレディ』で初主演を務めます。

この作品で萌音さんは、800名を超えるオーディション参加者の中から選ばれました。『舞妓はレディ』の周防正行監督は、萌音さんを起用した理由について「磨けば光る原石。すれてない。」と述べています。

また、上白石萌音さんは声優としても活動しています。

2012年には、長編アニメ映画『おおかみこどもの雪と雲』で、主要キャラクターの声を担当しました。

萌音さんの声優としての活動が、世の中に知られるようになった作品は、2016年の長編アニメーション『君の名は。』です。

この作品では、神木隆之介さんとともに、メインキャストを務めました。

この作品は、国内で公開から29週連続でトップ10入りを果たし、第40回日本アカデミー賞では「最優秀脚本賞」を受賞するなどの大ヒット作品となりました。

『君の名は。』は、歌手としての活動への扉を開けることにもなりました。

2016年9月に『君の名は。』の舞台挨拶に登壇した萌音さんは、主題歌であるRADWIMPSの「なんでもないや」をサプライズで披露しました。

その高く透き通った歌声が多くのメディアで取り上げられ話題に。

2016年10月にはミニアルバム『chouchou』をリリースして、歌手デビューを果たしました。

萌音さんはデビューからわずかの間に、自分の得意な音楽を生かして、女優としての活動に幅を広げていっています。

■受けの演技で!新しいラブコメヒロイン

公式インスタグラムより

上白石萌音さんといえば、ラブコメのヒロインというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

映画「L♡DKひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。」ドラマ「恋はつづくよどこまでも」、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」に出演し、どの作品もヒットを重ねてきました。

しかし、萌音さんは最初にラブコメ作品のオファーが来たとき、「このオファーは絶対嘘だ。私に少女漫画のヒロイン役なんて来るはずがない。不安しかなかった。」と思ったそうです。

歌手としての活動経験が、萌音さんにヒロインを演じる上でのヒントをくれたと言います。

「メインという立場は忘れて、周りで鳴っている楽器とキャッチボールしながら歌えばいい。そう気付いた時、歌うことのプレッシャーから、ほんの少し解放された。演じるときも、主役だけのストーリーではなく、脇役にもストーリーがあって作品が成り立っていることを思う。そう思えば、私がヒロインを演じることも必然なのかもしれない。」

謙虚で控えめな態度ながらも、演技に対する熱い想いが伝わってきます。

また、萌音さんのラブコメ作品でのブレイクの鍵は、彼女の「受けの演技」にあると言ってもいいでしょう。

ラブコメ大ヒット作となった「恋はつづくよどこまでも」。

この作品では、大人気俳優の佐藤健さんと共演しました。

放送時点の段階で、萌音さんは視聴率が期待されるような人気女優ではありませんでした。「男女とも知名度もある人気スターが演じるドラマに比べたら、つり合わないのでは?」という見方もありました。

しかし、萌音さんは本作で見事に、全体を見ながらバランスをとる『受けの演技』をしました。

ベースは相手に振り回され、その中でも奮闘してどんどん自分のペースに持っていくポジションを愛らしく演じたのです。

演じるキャラクターの端々で見られる萌音さんの表情の豊かさや、リアクションの大きさから視聴者の好感度も上がり、女性ファンも急上昇しました。

2021年3月にモデルプレスが集計した読者投票の『なりたい顔ランキング』では、上白石萌音さんは、9位となっています。

この結果からも、同世代の女性ファンの増加がわかりますね。

2022年2月には橋本環奈さんとW主演で、『千と千尋の神隠し』の舞台に出演予定です。

同世代の女優さんとの舞台共演も楽しみですね。

デビューしてから歌手や、声優、ドラマに舞台とマルチに活躍されている上白石萌音さん。

今後、どのような活動をされるのか楽しみです!

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